Fとは・・・?

劇団Fとは

 F・・・とは、自由に高くあらゆる物を飛び越えられるという意思です。
私たちが目指すのはそれぞれのジャンル(創作家)においての垣根やボーダーラインを、また私たちのような小さな集団がぶつかる予算や人数、そういった問題を軽やかにしなやかに飛び越えてそこから新しいものを創造していくことです。しかし現実はかくも厳しいものです。
だからこそ何かに依存することなく無から新しいものを自らの手で創造していくことが可能だと。

1999. 本庄 亮

bbs稽古日記にて

 金沢の演劇人、美術家、芸術家等々の柔軟で迅速なネットワークを作り、さらには広げていきたい、それによって、さらに面白くドキドキわくわくするような演劇や芸術をこの地で展開していきたい。
その実現の第一歩として、より多くの劇団の方々が交流する機会を何とか作れないかという思いで、ここに書き込みます。


 劇団Fは、創立してまだ、2年ほどしかたっておらず、また公演場所もカフェテアター限定で行ってきました。
そのために他の劇団との交流があまりなく自分自身が周りのことをあまり知らないだけという部分もあるとは思います。
ただ私は学生時代を含めると7年ほど演劇に首を突っ込できましたが、演劇の公演案内ですら満足に情報が回ってこない、さらに他の劇団の公演を観劇する機会があまりにも少ないというのが現状です。
当然、他の劇団との交流、セッション、コラボレーションなどはほとんど見かけたことはありません。


 強く実感するのは、地域に柔軟で迅速、そしてそれぞれの団体の持つボーダーラインを飛び越えられる強いネットワークがほとんど存在していないという現状です。(既存のネットワークはほぼ機能していないか、もしくはすでに硬直状態であまりにも進展がないと感じる)
強いネットワークを効果的にそれぞれの団体が活用することで、情宣など広告方法の多様化、効果の増大などが期待できる他、それぞれの劇団の持っているお客様の層を共有することで集客力アップも期待できます。
その他多くの問題をクリアすることができると考えます。


 また他の劇団を観劇し、また観劇されることによって、批評する、される土壌が育ち芝居の質も上がってくるのではないでしょうか。
さらには他の劇団とのコラボレーション、企画、最終的には演劇祭なども開催できるのではないでしょうか。(批評するされる土壌の育成と芝居の質の向上。そして演劇祭の開催がもっとも重要な要素だと考えます)


 さらに、すでに実例はありますが、美術家や音楽家、各方面の芸術家とのタイアップ、コラボレーションも実現可能になり、より刺激的でエキゾチックな作品作りが可能になるはずです。


 ただ、現在の状況で十分ではないかと感じる方もいるかもしれません。ですが私も含め、私達の劇団は今のこの金沢、しいては地域演劇、芸術を取り巻く現状では満足できません。はっきりいうと不満なのです。


 現在のこの金沢の硬直した、縦割りの状況をぶち壊すには、まず立ち上がるべきは、若いグループだと確信しています。
私達の創作行為を通しての熱いパッションのぶつけ合いが起爆剤となってほこりまみれであぐらをかいているものをも巻き込んだビッグバンとなることを確信しています。
ぜひいっしょになってこの地を熱く、面白く、わくわくドキドキさせましょう。(何を言い出すのかこの誇大妄想家がと思うかもしれません・・・が私は本気です。)


 当然、これらのことを実現していくためには具体的な方法論と行動が必要です、が、現状で方法があるわけではありませんし、ないものを実現するのは不可能です。
ですからまず小さな第一歩として意見交換の機会をなんとか作りたいと考えます。
そのなかで、具体的な方法論を探っていきたいのです。


 私達のグループでは現在上記で述べたようなコンセプトを基にいくつかのプランを作成しています。
毛先ほどでもいい。
針先ほどでもこの硬直した状況を突き破る足がかりはないか。
一歩でも前進したいのです。

2007.04 本庄 亮